大阪で活けふぐ料理が5000円台?! ピックピクでプルップルの高級ふぐコースをリーズナブルにいただける「ふぐゐち」にぞっこん。

美食(グルメ)
目の前で捌かれ、まだピクピク動いてる活けふぐ。

関西の冬の旬のごちそうと言えば、やっぱりとらふぐ。
でもふぐって高級割烹のイメージで価格も敷居がちょっとお高いんじゃ…、なんて人におすすめなのが、大阪・石橋阪大前にある「ふぐゐち」さんです。
ここなら、高級魚の活けのとらふぐ料理を、カジュアルでリーズナブルにいただけます。
しかも職人の腕のせいか高級料亭でいただくよりも鮮度バツグン、チュルルン感もヤバいんです。(あくまで筆者個人の主観ですが…)

ふぐゐちさんのメニュー

お店は下町風情たっぷりの阪急「石橋阪大前」東口から徒歩2分。モダンでカジュアルな店構えの店内に入ると、まず目につくのがカウンターにドカーン、たっくさんの丸々太ったふぐがウヨウヨと泳いでいる大きな生け簀。
「え、このふぐさんたちを今からいただくってことか」
ふぐたちと目が合うと、さすがにどこか後ろめたい複雑な心境も…。
この店の売りは何と言っても、ふぐ職人歴35年の大将・シマダさんが生きてるとらふぐを水槽から掬って、客の目の前で捌いてくれてくれる豪快パフォーマンス。ライブ感はもちろん、その鮮度と味わいはエロいくらいピックピクのプリップリです。

今回はおよな女子の忘年会で使わせていただきましたが、美食にうるさい女性たちも毎年リピするくらいですからお墨付き。実は私も今回で3回目です。

てっぴ(ふぐ皮ポン酢)、てっさ、ふぐの唐揚げ、ふぐちり、雑炊、デザートまで付いて、なんと一人5478円のとらふぐ旬コース。女子にとっては決してお安くない値段だけど、この鮮度とクオリティからすれば破格値です。
他にも煮こごり、燻製、焼きふぐも入っとらふぐ極コース8778円や、とらふぐ1本お好きな料理にする1本コース16,500、単品でオーダーすることも可能です。

看板ドリンクの石橋レモンサワーで乾杯!
突き出しのふぐの皮ポン酢

まずはコリッコリのふぐの皮ポン酢をつまみながら乾杯。
余談ですが、乾杯に映ってるこの店の「石橋レモンサワー」、レモンの爽やかさの中に蜜のような甘みがほんのり香り、店の看板ドリンクになるほど美味。筆者は普段はレモンサワーなんぞ女子どもが飲むような(?)甘い酒は飲まないタチですが、ここのレモンサワーだけは抗い難い中毒性がありやめられません。

おひとり様分あるから、ゆっくりいただけるてっさ。

もちろん他にも池田の地酒の呉春や山口の地酒、クラフトビールの草分け・箕面ビールやオリオンビールを始め、アイラモルトのラフロイグ、ひれ酒まで、酒類の目利きもなかなか通です。

てっさはちゃんとお一人様分出てくるので、ピラニアのように同席者と競争しなくても、淑女の体で優雅にいただけます。
さっとすだちを絞って、ポン酢でいただきましょう。エロいほど透き通る美しさなのに、もっちり舌に絡まり喉越しチュルルンの美味、とめどなく押し寄せるふぐの快楽の始まりにテンションが高まります。

唐揚げはけっこう骨が多いのでかぶりつこう。

唐揚げはけっこう骨が多いので、ここは淑女はかなぐり捨ててかぶりつき、骨の髄までしゃぶっちゃってください。そう、肉類は骨の際まで余すところなくしゃぶってこそ背徳的な美味にありつけるのです。
そうこうしてるうちに、またも店長とふぐたちの格闘が始まります。ふぐたちを観察していると、けっこう敏感で繊細で集団意識が強く、眠ったり、暴れたり、いろんな生態が観察できます。残酷ですが、ここはひとつ美食のために心を鬼にしてクールな視点で静観しましょう。
2階にテーブル席もありますが、ふぐの解体ショーを見たい人は一階のカウンター席をリクエストしてみてください。

目の前で捌かれ、まだピクピク動いてる活けふぐ。

そしていよいよお出ましになるのが「あーあ、さっきまで生きてたのに」感をあからさまにしたピックピクと鼓動を見える化したふぐの生身です。艶っぽいほどにプルップルでツヤツヤです。これぞ本日のメインイベント、てっちりのスタートです。
こんなにコラーゲンたっぷりなのに、あっさりした美味しさこそがフグの真骨頂…。大人女子の皆さんは「このプルップル感が明日は私のお肌になるのね」的な夢見心地でご堪能ください。

プリプリのフグの生身と野菜を投入するメインのてっちり。
ふぐと野菜の旨みが上品にはんなり醸し出されるふぐ雑炊。

てっちりの身を堪能した後は、いよいよ〆の雑炊。ふぐの旨みを上品に醸し出したふぐ出汁こそ、世界で最も美味しい出汁ではないでしょうか。そうです。てっちりは、すべてはこの雑炊をいただくためにあるのです。あの生身も野菜たちもプロローグに過ぎないのです。舌の味覚アンテナ全開にしながら、出汁と舌との接点なるべく多めにゆっくりとお召し上がりください。

お口をさっぱりさせる柚子シャーベット。

デザートは、ふぐ料理をたらふく堪能した舌をさっぱりリセットしてくれる柚子シャーベット。ふぐの快楽の余韻に浸りながらいただきましょう。

ちなみに筆者がこの世で愛する美食の3本指に入るのが、ふぐの白子。残念ながら、この時は12月でまだ白子がいただけませんでしたが、1月にはいただけます。
「ふぐゐち」さんでも白子焼き、刺身、リゾットまであるそうですので、お好きな方はぜひ単品で追加オーダーしてください。余談ですが、筆者の好みとしては塩焼きです。

まとめ

関西の食通がこよなく愛する冬の美食ふぐ。高級料亭に行ける人はともかく、何とかカジュアルにリーズナブルに食したいと言う方には、大阪・石橋阪大前の「ふぐゐち」さんはおすすめです。
大将のシマダさんが目の前で捌いてくれる活けとらふぐは、プリップリのピチピチで絶品。女性ならふぐ旬コースで量的には充分ですし、フリードリンクを付けても7,000円くらいでいただけます。もちろんデートやご家族、友人ともご一緒にお楽しみください。

【名称】ふぐゐち
【住所】大阪府池田市石橋2-1-10
【アクセス】阪急宝塚線 石橋阪大前駅 東口 徒歩2分
【電話】072-761-6551
【営業時間】 14:00 ~ 23:30
【定休日】月曜日
【座席】21席
【メニュー】とらふぐ旬コース…5,478円・とらふぐ極コース…8,778円・とらふぐ1本コース…16500円・その他単品メニュー(※2026年1月現在)

コメント

タイトルとURLをコピーしました