宝塚に生まれた五感で食す鮨。フレンチなエスプリ香る鮨キュイジーヌ「佳月」に行ってみた。

美食(グルメ)
まるで今時のフレンチレストランのようにモダンでクールな「鮨佳月」のファサード

今回は宝塚歌劇などでも有名なセレブリティな街、宝塚南口にあるフレンチなエスプリ香る鮨「佳月」をご紹介します。
このお店、最初ランチを予約したのですが、「え、ここが鮨屋?」と思わず通り過ぎてしまうくらい、まるでカジュアルなフレンチレストランのような佇まいです。店内は白木のカウンター8席で、温かみがありながらクールで落ち着き感のあるおしゃれな雰囲気です。
この「佳月」のお鮨、五感で食す鮨と言うのでしょうか。
素材の鮮度はもちろんのこと、彩りの美しさ、香り、舌ざわりの妙、繊細な味わいが秀逸です。
一貫一貫に込められら世界観が際だち、食すリズム感が生まれ、まるで美しい音楽を奏でているかのようです。

食すほどにリズ感が楽しい握り鮨。

料理長がフレンチシェフ出身のせいか、たとえばネタの美味しさを引き立てる薬味にイカ墨やハーブが仕込まれて、頬張るたびに「!」と意外なのですが、これがなかなか絶妙なマリアージュです。決して奇をてらった組み合わせではなく、素材の可能性を最大限に引き出そうとした結果こうなったんだな的な料理人の誠意が感じられます。そして江戸前の鮨は一貫一貫とても繊細でていねいにお仕事されています。

メニューは今のところ、懐石料理の職人が編み出した鮨懐石コースのみのようです。(2026年1月現在)
ランチは、鮨10貫に先付、茶碗蒸し、魚のすり身の椀もの(京料理で言うところの真薯)、デザートも付いて五品で4,950円で、何もかもが高いこの時期においてはお値打ちプライス。
ディナーも、七品で9,900円と14,500円なので、私のような庶民には自力ではちょっと辛いですが、お高いフレンチと比べればリーズナブルで、大人世代の胃にも優しいのかなと思います。

色鮮やかな先付けの一品。

しかも鮨以外のお料理もなかなか秀逸です。
すこ〜し褒め過ぎかも知れませんが、鮨の和の世界観から、そろりやさしく別次元へと誘ってくれるようなエレガントな鮨懐石と言って良いのではないでしょうか。
特に美食好きの大人女子の皆さんお気に召す方が多いと思いますので、一度行ってみる価値ありだと思います。

酒類も独特の品揃え。
お品書きが書かれたおせち。

ちなみにあまりに美味しかったので、我が家は家族みんなが気にいり、今年のおせちも鮨佳月さんでお願いしました。(二段重:30,000円)
壱の重はフレンチおせちでワインと一緒に、弐の重は和食の定番おせちで日本酒を一献といった感じでいただきました。おせちにありがちな濃い味付けもなく、なかなか美味でした

壱の重はフレンチ、弍の重は和食の美味しいおせち。

毎年、その年に行った気に入った料亭やレストランでおせちをお願いすることが多いのですが、去年の40,000円の北新地の某有名料亭のおせちより美味しかったです(ごめんなさい…)。

【名称】鮨 佳月
【住所】兵庫県宝塚市武庫川町4-4
【アクセス】阪急今津線 宝塚南口駅 徒歩5分
【電話】0797-55-1788
【営業時間】 昼 11:30 ~ 14:30(※金曜日、土曜日、日曜日のみ)
       夜 16:30 ~ 21:30(※水曜日~日曜日)
【定休日】月曜日、火曜日
【座席】8席
【ランチ】「響コース」先附、握り10貫、茶碗蒸し、留椀、甘未など全5品…4,950円
【ディナー】
「宝塚コース」旬のお料理4品、握り8貫、留椀、甘未など全7品…9,900円
「佳月おすすめコース」旬のお料理・特選炭火焼5品、握り8貫、留椀、甘未など全7品…14,850円

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